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生徒会室1

進捗ついでに文で出しておく。
遠い未来に、漫画にする予定です。




沈み行く体…遠くなる息…意識…。

ああ…、最後に出来ることなら…彼の顔を見てから…消え…た…かっ……。





見知らぬ場所で目が覚めた。

「ここは……どこ…だ……?」

夕日が差し込み、部屋はうっすら夕暮れに染まっている。
しばらく部屋の中でぼうっとしていると、部屋に人が近づいてくる足音がする。

こんな時、いつもなら身構えるのだが、僕の体は未だ、強烈なだるさに囚われていた。
うつ伏せの姿勢から動けぬまま、誰かも分からぬ足音の相手を迎え入れるしかなかった。



コンコン。

「失礼しまーす」

ガチャ。ドアらしい物音が響き、開かれる。

「佐ヶ浦せんぱーい、まだ仕事終わりませんか?良かったらオレ手伝います」

そう言った相手の声を聞き、驚いて顔を見上げた。

「………なに…」

相手は影に隠れてまだ顔見えない、が…。
この、声、どこかで……。
思考を巡らせるが、脳内は上手くまとまらない。

「あれ、先輩もしかして昼寝してました?まだ寝ぼけてます?もしもーし?」

「…君は…誰だ…?」



ふふん、と誇らしげな声を漏らした。そして間を置いて、にこりと笑顔を携え、自己紹介をした。
そして、その予想外の勘は、当たってしまった。

「オレは、2年K組の清水 涼春。
"先輩の大好きな人"ですよ」



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2019-05-18